14INCH SLOW・PITCH
(14インチ スローピッチソフトボール)

14インチソフトボールは、アメリカで広く行われているソフトボールの一つです。
今日普段行われているソフトボールよりもさらに狭い球場で大勢の人達がソフトボールを
楽しめるようにと考えられたスポーツです。
14インチソフトボールを使用して行う競技は「ファーストピッチソフトボール」と
「スローピッチソフトボール」の二つがあります。
私のチームもスローピッチの大会に参加しています。

スローピッチの主なルール
(ナガセケンコーkk KENKO SOFTBALLパンフより引用)
ボールデッドとボールインプレイ

1.球技場
@各塁間の距離は男子14m(15mの場合もある)、女子12m     
A投手板と本塁との距離は、男子11m(12mの場合もある)、女子10m

2.競技選手
1チームは10名からなり、10人目の選手はショートフィルダー
と呼び、フェア地域内ならばどこに位置してもかまわない。

3.試合
試合は7回(9回も可)

4.投球規定
@投手は軸足を投手板に触れて位置し他の足は投手板横
より外に出ないで地面に触れていれば自由でる。
A投手は@の姿勢で1秒以上10秒の間 片手または両手で
ボールを保持しなければならない。
B投手は腰よりも低い位置から下手投げで投球しなけれ
ばならない。
C投手の投球は適当なスピードがあっ本塁に達するまで
に地上10フィートよりも低くかつ3フィート以上
のアーチを描くようにして投げなければならない。
D投手の腕が投手の腰を通過したならば、そのまま本塁
に向かって投球しなければならない。
注:効果
@からDまでの規定に違反する
とボールデットで 「不正投球」
が適応される。このとき、打者
は「1つのボール」が得られる
が各走者は進塁出来ない。  
E投手が不正投球を行っても、打者がボールを空振りし
たときは、「1つのストライク」と数えられ、打っ
たときは、ボールインプレーで試合は続けられる。
したがってこのときの不正投球は成立しない。
F投手は打者に対して四球をのぞむときは、審判員にそ
の旨を告げることにより1球も投げることなく打者
を一塁へおくることができる。

審判員は投手の投球が速すぎた
り、山ボールになりすぎたとき
は、投手に「不正投球」を宣告
し警告を与え、警告にもかかわ
らず投手が再び違反したときは、
投手を交代させるよう指示しな
ければならない。


5.打撃規定
@打者がバントやチョップした打球はボールデットで
アウトになる。

チョップ
チョップとは、打者がバットを
振り下ろすようにして打球を地
面に打ち落とした状態をいう。

A死球による出塁はない。
B打者が第2ストライクの後、ファウルを打ったならば
アウトになる。
C打撃中に打者が両手をバットから放すと打者はアウト
を宣言される。

6.ストライクゾーン
打者が自然な打撃スタンスをとっているとき、打者の
肩の一番高い位置から両膝までの範囲で、本塁プレート
のあらゆる部分を含むその上方空間である。

7.走塁規定
@走者の盗塁は認められない。           
Aスライディングは違反である。走者は塁上に立ってい
なければならない。
B走者は投手の投球が本塁の位置に達するか通過した後、
離塁することができる。
注:効果
@からBに違反するとボールデ
ットとなり、走者はアウトにな
る。


8.ボールデッドとボールインプレイ
@ボールデットになるとき
a.投手の投球が「ストライク」か「ボール」にな
ったとき。
b.打者がバントかチョップを行ったとき。   
c.不正投球されたとき。(投球が早ぎたり、山な
りになり過ぎたとき。)

Aボールインプレイのとき
a.打者が打った後、プレイが継続しているとき。
b.審判員が「タイム」を宣告するまでの間。  

9.審判員
審判員は、プレイが完了したと判断したときは、
「タイム」を宣告しなければならない。