イシス神殿 isis
古代エジプトで最も信仰を集め、愛された女神を祀るために建てられた神殿(紀元前4世紀頃建設)
イシスは冥界の神、再生復活の神のオシリス神の妻であり、ハヤブサの頭部を持つ天空の神ホルス神の母
死者の保護者ととして崇められた
イシス島にあるイシス神殿は、以前はフィエラ島にあったがアスワン旧ダムによるナイル川の増水で
島自体が水没し、1980年にアギルギア島へ移築されたされるまでの
70年間ナイルの水に浸っていた。
朝日を浴びて堂々とそびえるイシス(フィラエ)神殿
イシス女神信仰の総本山。美しくナイル川の真珠と呼ばれている
アスワンダムの堰堤際のフェリー乗り場
水上タクシーも車と同様、早い者勝ちここでは順番もルールもない、他の船の上を渡って自分たちの船に・・・
ナイル川の中にある島まで15分 島の間の水路を通り船着き場へ
アギルキア島船着き場を上がると目の前に神殿の遺跡群が
エジプト時代の形を踏襲しつつもギリシア・キリストの要素を取り入れている
塔門に通ずる外庭をかこむ、長い柱列。右側の柱列とは平行していない
(画像クイックで拡大可)数多い塔門のなかでも、古い建物との接合を工夫した、すっきりと形のいい塔門
(画像クイックで拡大可)
イシス神殿の内部は比較的地味なレリーフのみ,しかし精巧な彫り方である
ナロメーター(ナイル川の水位計) 階段を下りると川につながっている
租税額をナイル川の水位によって決めていた 各所の神殿に見られる
神殿全体 古代エジプト末期王朝時代からローマ支配時代に建てられた幾つもの
神殿の中で最も重要な建物がこのイシス神殿