ホテル と パピルス  hotel & papyrus
何処のホテルもセキュリティには気を使い、入口、玄関にはガードマンを
配置し持ち込み荷物もチェックしている


ギザの町の宿泊したリゾートホテル、ピラミットから2km程度のところ


2月はやはり涼しい、特に夜になるとかなり冷え込む、湿度が低い為でしょう


凄いトゲトゲ ラベルには「silk tree」とある(ホテルの庭で)
旅行中時々見かけたが、こんなにトゲの大きな木は・・・・
日本では「silk tree」といえばネムノキなのですが?




パピルス
パピルスとは、スゲ科の水生植物で、主にエジプトのデルタ地帯に繁茂して、高さ最大6m、直径5cmに成長する。
すべてが役に立つ植物で、皮は縄に編んで、船の帆、敷物などに、茎部を紙の原料として使われた。また水に浮くため、パピルスを束ねて船を造ったりもした。
生命と繁栄のシンボルとして下エジプトを象徴し、王冠や建築様式にもその形がとりいれられた。
また紙の材料として多く用いられ、薄くそいだ茎部を平行に並べ、その上に直行するように、
もう一度並べて圧力をかけ、乾燥させて作る。作られた紙はパプロとよばれ、ギリシャ語のパピルス、
英語のペーパー、フランス語のパピエの語源となった。完成したパピルスは水を吸わないという特性をもち、
乾燥したエジプトの気候のおかげで、5千年前のパピルスが今でも残っている。

パピルスに描かれた絵は、古代遺跡の柱や壁面に描かれていた物が中心


最近は現在のエジプトの風景を描いた物もある


古代の神殿に描かれていた当時の色合いもこれに近いものだったのだろうか?


本物のパピルスに描かれた作品はかなり高価  土産用の安いパピルスはバナナの葉を
使って作られた物に絵を印刷したものとのこと