松島基地航空祭 2008/8/24 航空自衛隊パイロットの基地であり、各種イベントで曲技飛行を行うブルーインパルスの 本拠地である航空自衛隊松島基地に行きました。 航空自衛隊松島基地は、宮城県東松島市矢本字板取85に所在する航空自衛隊の基地。 航空自衛隊パイロットの養成部隊である第4航空団が配備され、基地司令は第4航空団司令が兼務。 曲技飛行を行うブルーインパルスの本拠地として知られる。 また、百里基地などの関東地方の各自衛隊基地や三沢飛行場が天候不順などで使用できない場合に、 戦闘機や支援戦闘機が 緊急着陸を行うことが可能な基地として重宝されている。      航空祭会場で配られたパンフレットと団扇 勢揃いしたブルーインパルス  T4 中等練習機 ブルーインパルス編隊飛行  午前中の訓練飛行(雨になりこの一回だけ) 国産の中型戦略輸送機  双発のターボジェットエンジンは強力で、わずか600mの滑走路で離着陸が可能 背面にある直径7.3mの大型の円盤形レーダーは560kmまで探索出来る (両翼がたたまれている) C−130 大型輸送機 貨物室内見学に長い列   貨物室内 大きな室内に驚き C−130 中距離輸送機 米国で開発された最初の4発ターボプロップ輸送機   原型機が初飛行してから半世紀近くが経過しているが絶え間ない改良のため現在でも中距離輸送機の決定版として世界中で使用されている。  高翼型式の主翼、太い胴体、後部のランプ兼用貨物扉、貨物の搭載が容易なよう低く設定されているが不整地でも離着陸可能な力強い主脚など 現代戦術輸送機のお手本とも言える機体で、車両の自走搭載から空挺部隊の空中降下まで可能な非常に使い勝手の良い機体に仕上がっている。 対潜哨戒機、ってのはつまりは海の底深くに潜む他国の潜水艦を警戒し、必要に応じて攻撃、排除するのが任務な訳です。 潜水艦相手ですからメチャクチャ速いスピードなんぞは重要でなく、 むしろ長時間待機できる方が有用なのでこの機体のようにプロペラ機が普通に(他国でも)使用されている事が多いです。  ちなみにこの機体は航空自衛隊所属ではなく、海上自衛隊機です。 航空祭応援の米軍機 FA−18、C−12 FA-18 は、アメリカ海兵隊が運用する戦闘攻撃機。スズメバチを意味するホーネット (Hornet) の愛称で呼ばれる C-12 ヒューロン (C-12 Huron) は、ターボプロップビジネス及び軽輸送機    SLマッキー号で展示場一周  雨で観客少なく大人一人でも・・・ 基地に所属する整備員らで構成された「ブルーインパルスジュニア」も有名である ブルーインパルスジュニアとは、航空自衛隊松島基地に所属する部活動のひとつ ブルーインパルスの整備士やエンジン小隊の整備士などによって構成され、ブルーインパルス仕様のT-4を模したカウルを 被せたオートバイを使って、コミカルな「2次元アクロバット展示走行(きちんとフォーメーションを組む)」をする
T−4 中等練習機 ブルーインパルスの機体 T-4はプロペラ機による初等訓練を終えたパイロットがつづいて訓練する中等練習のために製作された亜音速ジェット機。 「ティーヨン」や「ティーフォー」と呼ばれるほか、正式な愛称では無いが、 他の航空機に比べ小型で丸みを帯びた姿から「ドルフィン」(イルカ)と呼ばれる。 エンジンを含めた日本の純国産ジェット練習機である。 プロペラ機からジェット機への機体変更がスムーズに行えるように、素直な操作性と抜群の安定性を誇り、航空機としては優秀である。 亜音速での飛行特性を重視し、高速訓練が可能なように遷音速翼を採用、機体形状も工夫を凝らし、各部が丸みを持った形状にまとめられている。 低速から高速まで安定した飛行特性を持つよう設計された。機体重量の4.5パーセントは炭素系複合材などの新技術を採用しており、軽量化に貢献している。 ブルーインパルス 脚を出しての低速飛行   F−2、 F−4 コックピット搭乗体験 雨で飛行が中止になり、格納庫内の展示に大勢の見学客で溢れ、長い行列が!! F−2 脚作動展示 F-2は、航空自衛隊の支援戦闘機(戦闘攻撃機) F-2は、米国のF-16を、日本の運用の考え方や地理的な特性に合わせ、日米の優れた技術を結集し日米共同で改造開発した戦闘機です。 F-16からの主な改造点は、旋回性能の向上のため主翼面積を増やし、軽量化のため先進材料や先進構造を取り入れたこと。 また離陸性を高めるためエンジンを推力向上型に変え、さらに最新レーダーなど、先進の電子機器を採用しています。