旧笹川家住宅(豪農の館)
新潟市南区味方216番地
旧笹川家住宅は、新潟県新潟市南区味方に所在する歴史的建造物
通称笹川邸。1万4000平方メートルの敷地を有し、主屋など11棟の建造物と土地が国の重要文化財に指定されている
江戸時代初期の慶安2年(1649年)から明治維新(1868年)まで9代にわたって村上藩味方組8カ村の大庄官を続けた笹川家の旧宅
笹川家は、もともと甲斐の武田家の出といわれ、武田氏の滅亡後、信州笹川村(現在の長野県飯山市)を経てこの地に移住してきたのだとされる
土蔵裏手の墓地には、武田姓の墓碑が何基か残してある。
パンフレット 参観土産の笹団子ストラップ(消臭剤) 入場券
茅葺き屋根の堂々たる表門 天正年間(1573〜1591)に建てられたと伝わる茅葺きの表門(巽風門)
往時の威風を映す主屋 文政2(1819)年6月の火災後に再建された 正面は城主来訪時曜 一般は右側より
重要文化財 旧笹川家住宅の案内
表門にて邸内の案内をしてくれる職員 表門には来訪者に対応する者の部屋が(門の開閉を)
来訪者用の足洗場と使用された桶 桶の数からも多くの来訪者があったことがうかがえる
台所口の土間 太い柱(一位材)が一列に3本並んでいる(1尺1寸(33p)角 長さは、4.8m)
部屋の入口に掲げられた屋敷の案内
大庄屋(笹川邸)の案内
表座敷 太い柱に合わせて寸法の大きな畳みや建具が使われ、雄大さを感じさせる 主屋のうち、迎賓の場として使用されていた部分
大広間に掲げられた当寺のもの
正面玄関内より表門を見る ここより入れるのは城主のみ
「米」という漢字をデザイン
白根絞りといい、新潟市南区の白根地域でつくられる絞り染めの名称に使われ、部屋の欄間にも使われている。現在、新潟市指定無形文化財
廊下の屋根を支える長い軒材 この材(杉)一本を見ても建築材の素晴らしさがうかがえる
客間の一つ一つに落ち着いた素晴らしさが見える
大正時代に流行した電球の笠 当寺の高級品
江戸時代から明治時代にかけて用いられた消火道具(竜吐水) 当寺のガラス(ギヤマン) 近くで見ると波打っている
白根地域でつくられる絞り染めの名称 箱階段
囲炉裏の間 明かり取りの低い障子 吹く抜けの天井太い柱がの組み合わせがみごと
表門の裏側 時間があればもっと見ていたい(ツアーの悲しさ) 次回の訪問に期待