袋田の滝 竜神大吊橋
茨城県久慈郡大子町袋田にある滝。位置は、久慈川支流の滝川上流にある

日本三名瀑のひとつ。久慈川の支流、滝川にかかる日本三名瀑のひとつ。高さ120m、巾73mもの大滝が4段になって落ちている 華厳滝、那智滝とともに日本三名瀑のひとつに挙げられる場合もあり、日本の滝百選にも選定されている

 
滝見トンネル 紅葉の時期のためエレベータまで長い行列が
「袋田の滝トンネル」(長さ276m、高さ3m、巾員4m)を通って観瀑台へ行く必要がある。

新観瀑台は、2008年(平成20年)9月1にオープンした。袋田の滝トンネルの途中に新設した2機のエレベーターで上部に上がる。 3つのデッキからなり、従来の観瀑台よりも、第1デッキは約44メートル、第2デッキは約48メートル、第3デッキは約51メートル上にあるため、 最上段を含めた滝の全景を観賞することが出来る。建設費約5億2000万円は、補助金なしにすべて利用料収入から賄った。

   
久慈川の支流、滝川に在る袋田の滝(四度の滝) (画像クイックで拡大可)

この滝の別名「四度の滝」は、滝川が4段に岩肌を落ちることから名づけられたとされる説と、 昔、この地を訪れた西行法師が「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と、 この滝を絶賛したと伝えられていることから名づけられたとされる説がある。


新観瀑台の3階からの眺め 最上部の滝

  
観瀑台からの眺め 中段の滝 (画像クイックで拡大可)


旧観瀑台と滝の最下段 (画像クイックで拡大可)
従来の観瀑台へは、袋田の滝トンネルを通り、徒歩約5分。滝の上から3段目の目の前にある(最上段は見えない)

  
旧観瀑台下の通路より吊り橋を渡り対岸へ  最下部の滝のみしか見えないが、深い谷の大きさには驚かされる


帰路の途中よりの眺め


駐車場付近の滝川  対岸右方向が滝見トンネルへの道、土産店が並ぶ




竜神大吊橋
竜神峡は、茨城県の奥久慈県立自然公園に位置し、V字形の谷を流れる竜神川をせき止めた竜神ダムの上にかけられた。


竜神大吊橋は全長446m、中央支間は375mもあり、歩行者専用としては「本州一」の長さの吊橋です。
このため、設計にあたっては、厳しい自然条件にも耐えるよう安全性に十分な注意をはらい、
一度に3500人もの人が渡っても大丈夫なよう、細心の工夫が凝らされています。工法として、
桁は横風にも強いトラスト補剛型式、ケーブルはパラレルワイヤーケーブルを採用した本格的な長大吊橋の形式で、
架橋地点附近で100年に1回程度吹くと想定される30m/秒(10分間平均風速)の状況下で安全な設計になっています。

  
渡り口に立つ竜のモニュメント                     対岸の山の中腹まで架かる橋

  
渡ると対岸に「木精の鐘」というカリヨンがあり、愛・希望・幸福の3種類の澄んだ音色が竜神峡にこだまします。
愛の鐘は2人でボタンを押さないとならないため、カップルに人気があるとのこと

  
橋の両側にある壁面には山と大地をイメージした絵が描かれている。

  
道のは下を見るのぞき窓が                     眼下に見えるダム湖

いったい何のために架けた吊り橋なのか?
渡り終えても残る疑問!!