1841年(天保12年)水戸藩第九代藩主徳川斉昭によって造園が開始され、翌年に開園した 斉昭は、千波湖に臨む七面山を切り開き、弘道館で文武修行する藩士の休養の場とすると同時に、領民と偕(とも)に楽しむ場にしたいとして「偕楽園」と名づけた その名の精神により当初から毎月「三」と「八」が付く日には領民にも開放され、この精神を引き継ぎ、日本三名園では唯一、入園無料である 広さは、公園全体で約58ha、うち本園が約13ヘクタールある 100種3000本のウメ(梅)が植えられている。園内にはウメの異名「好文木」に由来する「好文亭」がある(「好文亭」見学はは有料)