室 堂
立山黒部アルペンルート内の最高所に位置する室堂は、観光と登山の拠点として最も賑わいを見せる場所


立山三山をはじめ3,000m級の山々を望むことができる

室堂は立山黒部アルペンルートのコース上にあり、立山や剱岳の登山の拠点となっている。 室堂ターミナル付近にあるミクリガ池やミドリガ池は立山火山の火口湖であり、地獄谷では現在でも火山性ガスや硫黄などの噴出している。 周辺に遊歩道が整備され観光スポットとなっている。

  


大観望からはすべてトンネル トロリーバスで

  
構内は観光客でいっぱい


室堂ターミナルは日本最高所に位置する駅


アルペンルートで最大の規模を誇るレストランや、ティーラウンジ、展望テラスなど施設が充実している、(訪問日は霧で遠望出来ず)
近くにアルペンルートを代表する見どころが数多く点在している


立山の碑がたつ前庭 (出発・集合の目印場所)



  
室堂を代表する風景のみくりが池と雄山への案内      6月までは、すっぽりと雪で覆われる

 
みくりが池温泉は、標高2410mにある日本一高所の天然温泉
源泉は地獄谷にあり、無加水・無加温、白く濁る硫黄の香りの100%掛け流しの温泉

  
標高2,405mに位置する立山火山の火山湖で室堂を代表する風景

6月まではすっぽりと雪で覆われていますが、7月から10月はその美しい紺碧の水面に立山の姿を映し、それを見に来る観光客は絶えない。 面積約30,000平方メートル、深さ15m、周囲631mの室堂で最大・最深の池。 周辺に生えたハイマツのなかには雷鳥がひそんでいることが多く、運が良ければ雷鳥に出会える。



  
地獄谷への下り


地獄谷は、室堂バスターミナルから35分ほどの標高2,300メートルの場所にあり、
灰白色の山肌、吹き上げる水蒸気、ブツブツと泡立つ様は、まさに名前のとおり地獄のような景観。

平安時代の中頃から修験者たちが立山に入るようになり、立山には地獄があると全国に知られるようになった。 地獄谷には鍛冶屋、紺屋、団子屋、百姓などと名付けられた地獄があり、地獄谷歩道の周辺は噴気活動が活発化しており、 火山ガス中毒の事故発生リスクが高まっているため、当面の間、通行止めになっている。


立山玉殿の湧水の碑         立山玉殿は室堂駅の東100 m程に位置する「玉殿岩屋」に湧く湧水をいう

1968年(昭和43年)立山黒部アルペンルートの立山連峰を貫く立山トンネル掘削作業中に雄山の直下の破砕帯から日量2万t、水温2 - 5℃の地下水が噴出した。 この水が室堂バスターミナル後方の場所まで引かれ水飲み場が設けられた。また、この水はホテル立山の水道水としても利用されている。 ほか「立山黒部サービス」ではこの湧水を全国に販売している。







室堂から美女平への下り道で見られる称名滝

迫力満点!落差日本一の称名滝です!水煙を上げながら一気に流れ落ちるその落差は350mにもなります。 立山連峰の雪解け水が多く流れ込む春には、称名滝の右側にハンノキ滝が現れて2つの滝が流れ落ちます。 さらに水量が増した場合には称名滝・ハンノキ滝周辺にいくつもの小さな滝が 現れるたいへん珍しい光景に出会えることもある。 何時かは訪問したい!!