高さ7m、幅30m、奇岩が1.5kmに渡って続く片品渓谷(吹割渓谷)にある 河床を割くように流れ、そこから水しぶきが吹き上げる様子からこの名が付けられた 吹割りの滝は天然記念物に指定されている
昔から、吹割の滝の滝壺は竜宮に通じていると言われ、村の祝儀など振る舞い事には、竜宮からお膳やお椀を貸してもらう習慣があったとのこと。 手紙を書いて滝壺に投げ込むと、翌朝、頼んだ数のお膳やお椀が岩の上に置いてあった。 そして返すときはお礼の手紙を添えて元の岩の上に置くと、いつの間にか見えなくなり竜宮に返されていたと言われる。 ある時、数を間違えて一組だけ返し忘れてしまったところ、それ以来いくら丁寧に頼んでも貸してもらえなくなったのだそうです。