江戸時代に本堂が火災に遭い、その後、観音堂が造られ、観音堂を本堂としています。 観音堂はさざえ堂と呼ばれ、江戸時代中期に普及・発展した三十三観音・百観音信仰を背景に、関東・東北地方に限って建造された三匝堂(さんそうどう)のひとつです。 寛政10年(1798)に創建された建物で、間口・奥行ともに9間(約16.3m)、高さ55.5尺(約16.8m)であり正面は東向きです。 外観は重層の二階建に見えますが、内部は三層になっている