月夜野矢瀬遺跡
縄文時代(後期〜晩期)の遺跡

 矢瀬遺跡は、群馬県利根郡月夜野町の上越新幹線上毛高原駅の北東に位置する


矢瀬遺跡が発掘された月夜野町は、群馬県北部の沼田市と水上町の間にあり古くから関東と北陸を
結ぶ重要な交通ルートの要衝として発展してきた

  
北に谷川岳、南に赤城山を望み、西に大峰山、東の三峰山に囲まれ、
中央に利根川が南北に流れ、その利根川を頂点とし、「V」字型の谷状盆地で両岸には河岸段丘がよく発達している


利根川河岸段丘の最下段面の小さな高台の端部(標高396m)という緩斜面に立地している
遺跡がある河岸段丘の最下段の砂礫層面と上段のローム層面とは高さ35メートルの段丘崖で区画され、
河床との比高は15メートルある

  
高床建物の復元                                   木柱群の復元