江の島は、神奈川県藤沢市にある湘南海岸から相模湾へと突き出た陸繋島。 囲4km、標高60mほどの陸繋島である。三浦丘陵や多摩丘陵と同様に第三紀層の凝灰砂岩の上に関東ローム層が乗る地質である。 古来は引き潮の時のみ洲鼻という砂嘴が現れて対岸の湘南海岸と地続きとなって歩いて渡ることができた。 関東地震で島全体が隆起して以降は地続き傾向にある。 対岸の片瀬川河口付近の形状が時代とともに変遷し、満潮のときのみ冠水した時期、 常時陸続きとなった時期とあり、砂嘴の位置も移動している
江ノ電が藤沢〜片瀬間で産声をあげた日よい、以来100年余、幾多の変遷を経て今日まで走り続けてまいりました。 藤沢から鎌倉まで全長10km。時間にして34分間。山あり河あり、海あり、トンネルと路面あり。 古都鎌倉と湘南藤沢・江の島。古き時代と新しいモノが混在する心安らぐ鉄路です。
参道には干物や海苔、相模湾の海の幸はもちろん、夫婦饅頭や羊羹、貝細工の土産物店をはじめ、老舗旅館が並んでいる
エスカーは3つの区間に分かれており、ここはその1つ目になります。エスカレーターにしたのは山肌への露出を控え、 景観に配慮した結果のものとか。なお、エスカーは上りのみで、下りは階段となります。
江島神社はお宮が3カ所に点在しており、それぞれに海の守護神である女神が祀られています。 辺津宮は本社となり、田寸津比売命が祀られています。 すぐ隣には奉安殿には、裸で琵琶をもった姿で有名な妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)、俗に裸弁財天が祀られています。
岩屋の信仰や竜神伝説をモチーフにした演出のほか、アプローチの通路も整備されました。 海水の浸食によってできた洞窟は弘法大師や日蓮上人が修行し、源頼朝が戦勝祈願した場所としても有名です。
岩屋の前に広がる岩場は、関東大震災の時、隆起したもので、絶好の磯釣りポイントにもなっています。 岩の割れ目から小さな貝やエビの泳いでいる姿も見ることができ、子供も楽しめます。 神奈川景勝50選の一つにも選定されています。