冨士山小御嶽神社 (ふじさんこみたけじんじゃ) 小御岳は現在の富士山が形成される以前の山であり、山岳信仰の霊地として今より千年以前の承平七年(937)に創建されたものと伝わる 五合目にあるお宮は、以前は鳴沢村にある魔王天神社にあった古太郎坊という小祠を、遷座し小御岳権現と称したものが元になっている 参道途中(商店の後ろ)に建つ鳥居 山岳信仰の霊地として古くから祈りの場として多くの崇敬者、修行者が訪れる 拝 殿 御祭神 磐長姫命(いわながひめのみこと)・桜大刀自命・苔虫命 富士山の五合目周辺は「天狗の庭」と呼ばれ、天狗が支配していたという言い伝えがある 小御嶽太郎坊正真という天狗で、道開きの神様として冨士山小御嶽神社に祀られている 神社には天狗様にちなんだ宝物が多く残されているが、中庭に置かれている大斧はなんと重さ百貫(375kg)! 昔から多くの力自慢が大斧を持ち上げようと賑わう 僅かな間に霧が巻いてくる 毎年7月1日には富士山の開山を祝い、開山祭が早朝に行われている 広場に建つ神社への鳥居