貴船の川床料理

貴船の川床は、手を伸ばせば届きそうなくらい水面が近く、 座敷から素足をつけられるぐらいの距離がとても魅力的


街道から川床に坂を下る

「川床」は桃山時代に京都のほぼ真ん中を流れる鴨川に桟敷を設け、客をもてなしたのが始まりといわれている。貴船の川床は「かわどこ」と読む。 貴船は「京の奥座敷」と言われることから「床(とこ)の間」と同じ感覚で「川床(かわどこ)」と呼ばれるようになった。 一方、鴨川は、川沿いに設けられた「高床(たかゆか)」が省略されて「床(ゆか)」や「納涼床(ゆか)」と呼びます。


街中や異常気象の猛暑も、京都盆地特有の蒸し暑さも忘れ、 都会の喧騒からも離れ、青々とした木々の中をそよぐ風

  
鴨川の源流貴船川のせせらぎを聞きながらいただく京料理は格別

床の上に覆うように古木が茂り、暑さを忘れさせる


お座敷の上で情趣あふれたひとときを過ごす   鞍馬の山越えの疲れもわすれる


櫃まぶし (ウナギの蒲焼を細かく刻んでご飯に混ぜて食べる料理)



  
空席があれば入ることは出来ますが、貴船の川床は非常に人気が高くどこも混雑しています。予約して行かれることをお薦める