五台山 清涼寺(嵯峨 釈迦堂)

京都府京都市右京区嵯峨にある浄土宗の寺院、華厳宗、後に浄土宗となる 嵯峨釈迦堂の名で知られ、中世以来「融通念仏の道場」としても知られている

 
仁王門   重層華麗で楼上には十六羅漢を祀る       嵐山・渡月橋より真っ直ぐ北上1km

 
たびたびの火災で焼失したが、安永6年(1776)に再建される



  
仁王門左右には阿吽の金剛力士像が(室町後期)守護している


本堂 (釈迦堂)  開基は「然(ちょうぜん)、開山はその弟子の盛算(じょうさん)  元禄14年(1701)に再建

  

  
本堂戒壇                                    「然(ちょうぜん)上人像


本尊は釈迦如来  尊像は釈迦37才の生き姿を刻んだもの(国宝)

 
本堂の壁いっぱいに飾られた五百羅漢図  狩野一信筆                                              観経曼荼羅図


仏舎利塔           地蔵菩薩立像


釈迦如来体内納入品(すべて国宝)模型


上段右端が五臓六腑模型

  
釈迦如来図       



戒壇裏側に描かれた釈迦像

  
本堂裏より澄泉閣と庫裏に続く廊下                        廊下の両側には綺麗な庭園が

  
放生池とのある美しい庭園                     忠霊塔と弁天堂


弁天堂     全体に装飾彫刻が施された建物     江戸後期の建築

   
澄泉閣の庭園  落ち着いた心静まる雰囲気が


写経をする部屋  写経体験が出来る


多宝塔    内部に多宝如来がまつられている

 
阿弥陀堂  嵯峨天皇の第12皇子・源融公(光源氏のモデル)の没後、遺族が御堂を建てる (光源氏別荘跡)

  
阿弥陀三尊像(国宝)は現在、清涼寺の霊宝館に安置されている

  
湯豆腐の清涼亭                            奥が一切経蔵


一切経蔵     江戸時代中期に建立された建物

  
堂の正面に傅大士(ふだいし)父子像が安置                                            明版一切経(5408巻)を納めた輪蔵がある
堂内に、この輪蔵を回すことで一切経を読んだのと同じ功徳があるといわれ、また輪蔵の四隅には四天王像が安置されている




弥勒多宝石仏は、前面に弥勒菩薩、背面に多宝塔が刻まれ、空也上人作といわれる

  
豊臣秀頼公の首塚       大阪城の三の丸跡発掘現場から出土

  
嵯峨 薬師寺
身心の病魔退散を祈って平安時代初期の819年(弘仁9年)に建立された嵯峨天皇の勅願寺


嵯峨 薬師寺 日月門   は奥庫裏

  
庫裏前庭に三地蔵尊                                   庫裏                                            石仏


西門