廃藩置県で犬山城は廃城となり、1891年(明治24年)の濃尾地震で天守の一部や櫓・城門などがこわれたため、 1895年(明治28年)に、城の修復を条件に旧犬山藩主成瀬正肥に無償で譲渡された。 これ以降、犬山城は2004年(平成16年)まで個人所有の城であった。 所有者を歴代城主とした場合、成瀬正雄、成瀬正勝、成瀬正俊も城主として祭神となり得るが、 最後の犬山藩藩主(成瀬家)の成瀬正肥までが祭神とされている。