西国三十三ヶ所第一番札所、多くの信者や参詣者が全国から訪れる 那智の滝をバックに西岸渡寺の三重の塔
如意輪観世音像は、仁徳天皇の時代(4世紀の頃)、インドから那智に渡来した裸形上人が、那智滝の滝壺で見つけ、本尊として安置した言われる。 如意輪観世音を祀る本堂は、天正18年(1590)に豊臣秀吉が再建したもので、桃山時代の特徴を色濃く残している。 ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録された。