白浜の千畳敷
和歌山県西牟婁郡白浜町千畳


千畳敷は、太平洋に突き出た広大なスロープ性砂岩
岩畳まで下りてゆけるので、海の広がりと潮風を思う存分楽しむことができる


新第三紀層の砂岩からなる、太平洋に面したスロープ状の岩盤
砂岩は非常に柔らかいため、打ち寄せる波の浸食を受け、複雑な地形を形成している


三段壁・円月島 と並び、白浜町の景勝地として知られている (画像クイックで拡大可)


千畳敷は、その名のとおり広い岩畳を思わせる大岩盤 

瀬戸崎の先端から太平洋に向けて突きだしたスロープ状になった白く柔らかい岩は第3紀層の砂岩からなる大岩盤で、 打ち寄せる荒波に浸食され壮大な景観を創っている。太平洋に沈む夕日が美しい。


落書き被害 砂岩は非常に柔らかいため、硬貨などで簡単に削れる。それが故に、心無い者による落書き被害が後を絶たない。 白浜町では条例で「都市公園の損壊行為は10万円以下の罰金」と定めているが、実際の適用までにはなかなか踏み込めず、観光客らのモラルに訴えるしかないのが実状である。 2003年には、機械を利用して落書き全てを消去する計画を検討したものの、費用が高額になるため見送りとなっている。 落書きは自然風化によって少しずつ消えるが、書き込まれるペースはそれ以上であり、今も岩盤には無数の落書きが刻まれたままである。

  
                 (左画像クイックで拡大可)        打ち寄せる荒波に浸食され壮大な景観に時を忘れる                             




円月島 (車窓より)

白浜町の景勝海岸で、千畳敷とともに円月島の指定名称で国の名勝に指定されている


円月島(えんげつとう)は海食洞が島の真ん中にあいたユニークな姿から名付けられた 正式名は「高島」といい、臨海浦の南海上に浮かぶ南北130m、東西35m、高さ25mの小島で国の名勝指定


円月島に沈む夕陽の美しさは格別で「和歌山県の夕日100選」にも選ばれている


近年風波による自然崩落が心配され、補修の手だてが必要とされている。  夏は6時30分頃、冬は4時30分頃、日の沈む美しい夕景を見ることができる