竜 頭 の 滝 

竜頭滝は、奥日光地域を代表する滝の一つで、華厳滝、湯滝と共に奥日光三名瀑のひとつ 湯ノ湖に端を発し戦場ヶ原を流れ下ってきた湯川の末流にかかる滝 紅葉真っ直中の見事な滝

  
湯ノ湖から流れ出した湯川が戦場ヶ原を流れ下り、中禅寺湖に注ぐ手前にある。長さ約210mあり日本一の急斜面を流れ落ちる


国道120号に架かる橋「竜頭の橋」の上から滝の下流方向を見る
男体山(なんたいさん)噴火による溶岩の上を210メートルにわたって流れ落ちている

  
滝の流れに沿って遊歩道を下りながら木々の間より流れを楽しめる 上流に国道の橋が

  
色づく木々の間より滝を見ながら流れと共に下る

    

 

  
滝の黒々とした岩壁は、男体山の火山活動の末期に噴出したデイサイト質の軽石流が形成したもの


滝を下った湯川はすぐ下流で地獄川の右支流となり、0.5km先で中禅寺湖に注いで


流れが広く見えるところは観瀑台として多くの観光客で賑わって居る

  
急斜面を途中で二手に別れ、大岩を噛むように豪快に流れ下る


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「竜頭」の名前は、二枝に分かれた滝を正面から見た姿を龍の頭に見立てたものとされ、二手の流れを髭に見立てたとも中央の岩を頭部に見立てたとも言われる


  
滝正面が見える場所は「竜頭之茶屋」があり、賑わって居いる 正面観瀑台は茶屋の中から(休憩しなくも茶屋の奥に進む)
約270年前から、奥日光を訪れる旅人たちに癒やしを提供してきた

  
茶屋横に立つ観音堂(龍頭観音)


観音堂の前に立つ「足休め処 草鞋履替」の案内