大 内 宿
大内宿や塔のへつりのある福島県下郷町は南会津の東端に位置し、町内を大川(阿賀川の本流)が流れている。
この川の浸食作用によって造られた渓谷(塔のへつり)や温泉のある自然豊かな里で、清らかな川の流れや
四季折々の豊かな表情の山々に囲まれ、歴史と伝統、美しい自然に恵まれた町である。

大内宿はかつての会津西街道の宿場町で、明治初期に大川沿いの国道が開通するまで繁栄した。
現在も街道沿いに、約40軒の茅葺き民家が当時の面影を残して並び、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
そこには昔ながらの家屋を生かした宿や食事処、本陣を復元した大内宿町並み展示館などがあります。

宿入口のパーキングに建つ案内板


街道脇につづく茅葺き屋根の軒下には、民芸品やこの地方の特産品が所狭しに並んでいる
早秋のウイークデ−にもかかわらず多くの観光客で賑わっている

 
道路の両側の側溝には綺麗な水の流れ、野菜などの洗い場となり、ジュースなどを冷やしている

 
雪国特有の重厚な藁葺き屋根が道を挟んで並んだ所は壮観です

 
山の物、川の物など自然あふれる様々な味覚を、その場で楽しむこともできる

 
大内宿街並み展示館
大内宿本陣跡に復元した宿駅時代の本陣で、 当時の風習を伝える写真や生活用具が展示されている


北側山腹より見た宿場全体  (画像クイックで拡大可)
 村はずれの山腹にあるお堂横よりの眺望
江戸時代の宿場の面影を今もそのままに残し、街道は会津西街道または南山通りと呼ばれ、 会津若松と日光今市を結ぶ重要な道であった

 
大内宿の名物蕎麦「高遠そば」 三沢屋
初代会津藩主保科正之が、少年期を過ごした信州高遠の蕎麦をもたらしたのが由来とか

コシの強い蕎麦に冷たいだし汁と大根おろし、鰹ぶしをかけて、 箸代わりに長ネギで食べる。 ネギと大根の辛みと蕎麦の風味が口の中で混ざり合ってなかなかにおいしい。 小生はネギをお代わりしました