この狐は悪が集まって世界ができたとき誕生し、12世紀初頭に宮廷に入り、玉藻前となって鳥羽上皇の寵愛を受けるようになる。 しかし陰陽師・安倍泰成にその正体を見破られ、那須野に逃れた。その後朝廷に追討され、巨大な石にとなり、近づくものは全て殺すと恐れられた。 石の周辺から亜硫酸ガスが噴出しており、曇天のときは注意が必要。芭蕉の句碑がある。