佐野厄除け大師
春日岡山 惣宗寺
寺号は詳しくは「春日岡山 転法輪院 惣宗官寺(かすがおかやま てんぼうりんいん そうしゅうかんじ)」


天台宗の名僧、慈恵大師を祀るところから元三大師と呼ばれていたが、厄払い祈願で訪れる人が増え、今では佐野厄除け大師と呼ばれている

  
約十万石の格式をもつ大名の大門といわれており、総けやき造りの堂々たる風格をほこる山門


山門をくぐると寺全体が、堂々たる境内

  
本堂前の植え込み

 
本堂に架かる「春日岡山」の額

 
身体安全・家内安全・商売繁昌・心願成就・交通安全・合格祈願・無事安産・ 海外渡航安全・虫封じ・新築祈願・社内安全・良縁成就・子授成就の祈祷

 
お釈迦様に甘茶をかけてお祈りを (花祭りの行事)                           寺内のお守りはここから

   
本堂前の植え込みに立つ麗水観音

  
交通安全祈願    本堂前で一台ずつ祈願

  
パゴタ供養塔    宝珠は深く仏を信じる魂

三界万霊有縁無縁の霊、戦争災害死者、事故横難(おうなん)死者、水子霊等を供養する功徳(くどく)莫大な 「聖衆倶会楽(くえらく)」の塔である。 (極楽で受ける十楽の第七極楽ではつねに無数の聖衆が一処に会合して互いに言葉を まじえ法楽を得ること) 4メートルの方形基壇に6つの相輪と1つの塔身水煙(すいえん)をつけた 宝珠からなり、高さ8メートルを有する。 相輪は六道輪廻(ろくどうりんね)を、塔身上部は天をあらわし、そこに位置する宝珠は深く佛を信じる魂そのものである。 高さは力、そして希望であり、シンメトリー(左右対称)は安定と荘厳さである。天に向かうパゴダを8枚の蓮弁がしっかりと支えている。

 
金剛大梵鐘


日本の公害の第一号といわれている足尾鉱毒事件の救世主、田中翁の分骨地
近代日本の先駆者としての翁の功績をたたえ、毎年9月4日同志の人々が集まり、法要を いとなみ続けている


境内の乾(いぬい)の地に東照宮は造営されている

  
本殿の前面に拝殿、唐門を建立し、当時は更に 本地堂、水屋、等の建物も造営された由であるが、現存するものは前記の三棟と本殿周辺の透塀である。
重要文化財(県指定)

  
唐門     全国に祀られている東照宮社殿 四百余の中、最もすぐれた建造物と高く評価されている