智識寺の創建は天平12年(740)、聖武天皇が冠着山の東麓に開山したと伝えられている 大同2年(807)、坂上田村麻呂が御堂を修理、建久9年(1209)には源頼朝が祈願所と定めて上山田村に七堂伽藍を建立し、 仁王像を寄進、晴源山智識寺と改称した
現在の本堂である「大御堂(おおみどう)」は天文10年(1541)に再建された建物で、室町時代の特色を残している 桁行4間、梁間3間の寄棟造り、茅葺きで、禅宗様式の仏堂。当時の様式を継承する貴重な建物として国の重要文化財に指定されている。 大御堂内 祭壇は透明板で仕切られて入れず、覗き窓より祭壇を見る 本尊の「十一面観音立像」は平安時代後期に行基が自らが彫り込んだと伝わる 像高306p、信州では唯一のケヤキの一木造りです。十一面観音立像は国の重要文化財に指定されている 大御堂より境内を見る 右:釈迦如来像堂 境内に置かれた釈迦如来像 新築された知識寺本堂 (大御堂東隣) 本堂隣接の広場が紫陽花の花に埋まっている 赤・青・額と混ざって咲きほこる・・・・見事 公園内の散策路は満開の紫陽花が 日の当たり方で花の輝きに変化があり散策が楽しい 日の当たる場所の紫陽花は眩しく輝いている 本堂の門前より智識杜公園へ 各色の紫陽花が入り交じって見事 公園の東半分は芝生に覆われ憩いの場になっている 公園の街道に立つ参道入口の碑 大御堂の裏口