布光山 福 満 寺 (ふくまんじ) 
長野県東筑摩郡麻績村にある天台宗の寺
寺の位置する聖山は北国西街道の交通の要所であったので「方位除災」や「交通安全」等の祈願成就の
聖地として人々の崇敬を集めた、1200年の歴史をもつお寺である。平安〜江戸期にかけて造られた多くの仏像が祀られている

門前の石碑

  
春は花が美しく、正門の枝垂桜をはじめ数多の花が楽しめる

    
護摩堂    飛鳥時代に修験道の開祖・役行者により開山  本尊 薬師如来を安置
密教では、知恵の火で煩悩の薪を焚き、息災・増益・降伏などを祈願するとして、火炉を設け護摩木を焚いて本尊を祈ることを
「護摩を焚く」といい、その建物が護摩堂である

    
本尊をはじめとする仏像は収蔵庫に安置されている


本尊の薬師如来坐像     (画像クイックで拡大可)



東日本随一という4メートル近い本尊の薬師如来坐像

  


薬師如来坐像の両側に日光・月光菩薩立像が立つ  日光菩薩114.7cm  月光菩薩115.5cm


毘沙門天  169cm  四天王のうち北方を守護する多聞天が単独で信仰されるとき、毘沙門天の名で呼ばれる


本堂