安楽山 刈萱堂往生寺 長野県長野市往生地1334 刈萱堂往生寺は長野県長野市往生地の高台に位置する歴史あるお寺 善光寺から徒歩で20分、小高い山の中腹にあり、坂道を登り切った高台にある浄土宗の山寺
     結構急な坂で道が狭いので徒歩が無難 (自動車でも結構大変) 刈萱上人と石堂丸ゆかりのお寺 萱道心と石堂丸の話で知られる刈萱上人が没した地 「刈萱道心と石堂丸」で有名な刈萱上人(等阿法師)が開いた寺で、別名「かるかや堂」とも呼ばれている。 入口の受け付け  当日は無人 刈萱上人が没した地で、別名・かるかや堂という 安楽山 往生寺 本堂       刈萱堂の額 「刈萱[かるかや]道心と石堂丸」の話 九州博多の城主、刈萱加藤左衛門尉重氏が出家して等阿法師と名のり、妻子から離れて高野山に隠棲して修行中のところへ、 子の石堂丸がたずねて来て弟子入りを迫ったので止むなく許しましたが、親子の情愛にひかれて修行のおろそかになることを怖れ、 善光寺に参篭して如来よりこの地を授かり、83歳で寂しました。生前、彫刻して遺しておいた地蔵尊を、後から慕ってきた石堂丸も、 それを手本として同じものを刻みました。これら二体の仏像を刈萱親子地蔵尊といいます。当山は父の刈萱上人の終焉の地で、刈萱堂往生寺といいます。 堂内でその縁起を説明する絵解きは、今や貴重な教化風俗となっています。 この話は浄瑠璃にも取り上げられている   、 刈萱道心の墓があります。刈萱親子が刻んだと伝えられる親子地蔵をまつっています 堂内に残る親子地蔵尊は厄難を救い、極楽へ導いてくれるといわれている      波切不動堂        弘法大師作の波切不動を祀る    刈萱法師御霊   境内には多くの碑 小林一茶句碑  かるかや堂 はなの世ハ仏の身さへおや子哉 善光寺御堂  蝶とぶや しんらん松も知つた顔 はなさくや 伊達にくはへし売きせる 夕焼けの鐘    吉良桜 吉良上野介が善光寺参拝の折に当寺にくる 「夕やけ小やけ」の歌碑  この寺が歌詞もモチーフに 藤村も認めた眺望は、善光寺平を一望にして、雪を頂いた菅平などの山々も手に取るように見える