浄 光 寺 薬 師 堂 (雁田薬師) 真言宗豊山派
小布施町雁田676
北信濃十三仏霊場第七番札所


薬師堂 1408年(応永15年)建立 国重要文化財
昭和21・22年の根本大修理の際発見された墨書や「お薬師さん」の胎内銘により、室町時代初期の応永15年(1408)の建立が明らかとなる

  

 



  

  

 

  


茅葺屋根は2007年に葺き替え工事を行い綺麗になる。  縁結びのお薬師さんとして親しまれ若い男女も多く訪れる

茅葺き屋根の入り母屋造りで、秀作といわれる蟇股や巻き込み渦文の多い木鼻、外陣天 井を化粧屋根裏とした手法等にすばらしい技術が見られる 特に板壁に残る極彩色の仏画、内陣柱上の斗供(ときょう)などは優秀で室町時代初期の代表的な建築

  

 



浄光寺の御霊泉(湧水)

寺裏側の「雁田山」の山裾には、太古より水が出ると理由から人々の暮らしがあった


小布施を流れる松川は弱酸性水で魚も住めず、飲める水といえば、雁田山の麓の湧水だけであった

雨が降ると白濁することから別名が「白清水」と言われる。 これはケイ酸が溶け込む ためで、無害であるばかりか味にまろみをだし、お茶などにはかえって美味になると言われている 現在では、全国からお水くみのお客様が絶えない