横手山は志賀高原の中でも特に眺望が素晴らしい山の一つなので、山頂からの眺めは「最高!」です。標高2,307m。 ぜひ、360度の大パノラマをお楽しみ下さい
長野県側の志賀高原は観光地としての開発が進んでおり、群馬県側の草津温泉、万座温泉と国道292号で結ばれている。 この国道は横手山の南に位置する渋峠で中央分水界を超えており、この地点が全国の国道の最高地点となっている。
横手山では、二つのスキー場のリフトが夏季も運行されている。また、車の通る国道292号線と、横手山スキー場リフトの中継点は、 動く歩道(スカイレーター)で結ばれている。横手山の北側は開かれており眺めがよいためか、 このスカイレーターは、天気の良い日は順番待ちするほどの人気を博している
上信越高原国立公園の一部である志賀高原を構成する山の一つであり、志賀高原の南東端に位置する。 日本海と太平洋に水を分ける中央分水界上に位置する。
横手山頂ヒュッテは「日本一高所にあるパン屋」を自称し、パン愛好家らが日本一高所のパンを求めにやってくるなど、注目を集めている
横手山の山頂は比較的平らで広く、南東側の一番高い場所に2等三角点があり、その近傍に横手山神社がある。少し離れてレストラン、 山小屋(横手山頂ヒュッテ)がある。そのほか、山頂にはNTT無線中継所が置かれているが、光ファイバー網の発達によって現在その役割を失っており、 中継設備が収められていた建屋と鉄塔が残っているものの、空中線は撤去された。
横手山は志賀高原では第二位の高峰だが、山頂はもともと針葉樹に覆われ、しかも比較的平らであるため眺望は遮られがちであった。 しかしスキー場ができ、展望台もできたので広い眺望を楽しめるようになった。山頂北端の横手山リフト駅の二階には展望台があり、 北及び西側の眺望が利く。三角点のある個所からは南及び西側の眺望が利く。また、横手山スキー場の中央付近のゲレンデからは、 北東方向の眺めがよい。こうした個所からは、天気が良い時は遠く富士山や北アルプス、佐渡島まで遠望することができる。