岡谷蚕糸博物館
岡谷市郷田1-4-8

全国で唯一の製糸機械類の展示「機械でたどる糸都岡谷ものがたり」 明治5年創業当時の官営富岡製糸場で稼動し、 唯一残されているフランス式繰糸機や、武居代次郎が開発した諏訪式繰糸機など、 日本を世界一の生糸生産国にした製糸機械類を江戸時代から昭和期まで時代をたどりながら展示します


製糸業の歩みの展示と製糸業の実際が一緒に見学できる  
    
ミュージアムエリア、製糸工場、コミュニティエリアへの入口



  
日本の製糸業のあゆみと横浜開港から糸都岡谷のはってんまで、岡谷に集まった女工さんの生活についての紹介展示

  
フランス式繰糸機
明治五年にフランスから輸入して富岡製糸所で使われていた繰糸機



    
水分検査機  装飾が施されたもの




繰糸機の歴史ごとに展示


御法川式 多条繰糸機                   右 :水分検査機
シルクストッキングなどに適する品質のよい糸を作るための糸枠の回転を遅くして繰糸をするための機械


左:多条繰糸機
生糸の太さを自動的に感知する装置と自動的に新しいまゆ糸を補給する装置が付けられた戦後の繰糸機

 



動態展示エリア
宮坂製糸所 工場見学

株)宮坂製糸所では製糸全盛期から変わらない諏訪式繰糸機、日本古来の上州式繰糸機が実際に稼動している様子を見学できる
旧農業生物資源研究所が所有していた機械類も展示、稼動している

   
諏訪式繰糸機
製糸全盛期から変わらない諏訪式繰糸機、日本古来の上州糸機が稼働しているところが見れる


諏訪式繰糸機での糸取りはここでしか見られない


働き人は繭から糸口を出したり、新しいまゆ糸を補給したりする

  






自動繰糸機

  
全て自動で管理している 

  
絹糸を素材にした工芸品 ランプシェード

  
売店には絹を使っての小物製品・さなぎの佃煮(一瓶購入)などが

小学生によるお蚕様の飼育


  
かいこの育つ様子や繭づくりの観察ができる   昔ながらの道具を使っている


まゆちゃん工房

まゆ人形などの繭クラフトができる体験工房