歴史的建物園
須坂市野辺1386−1
須坂市内の歴史的価値を持つ建造物を移築、復元してある

江戸時代の武士、町人の住居であった武家長屋や油屋、藩医が開いた私塾、明治時代の製糸業の繁栄を偲ばせる長屋門が、
可能な限り建築当時に忠実に復元され、内部まで公開され、須坂の近世から近代の人々の生活を偲ぶことができる
長屋門
  
  明治30年の建物で、製糸王越寿三郎が建設。 須坂の製糸全盛期の大きな財力を示している

  

 

元板倉家
  
          慶応元年の建築
 須坂藩医板倉雄碩の居宅。2階は15畳敷で私塾(寺子屋)が開かれ、132名の生徒に読、書、珠(算)を教えていた
邸内には、佐久間象山の処方箋等、板倉家ゆかりの資料が展示されている

 



   
佐久間象山の処方箋

 
二階は寺子屋)



旧須坂藩の武家長屋
 
江戸末期の建物。一戸建ての住宅に住めたのは中士以上の侍で、下士や足軽は十一戸の長屋に住んでいた

  
この武家屋敷は十一戸長屋のうち、一戸を復元したもので、棟や軒隅に亀甲卍の藩紋が残されている

  
棟や軒隅に亀甲卍の藩紋



旧牧家  江戸末期の町屋で、旧須坂市内に残された唯一の総茅葺き屋根のL字型の曲屋 板の間の台所、土間、味噌部屋が配置されています  土間に置かれた農機具類、餅をつく臼も    街道に面していた表側が「店」     奥に台所、土間、味噌部屋がある 長屋門の裏側  写真撮影用の顔出しパネルもある 長屋門前は民俗人形博物館  道を手前に進と版画美術館へ