典厩寺は武田信玄の弟である典厩信繁を祭ったお寺。信繁は永禄4年の川中島合戦で八幡原にて 鶴翼の陣をはった武田本隊の最も激戦の場所に布陣して兄信玄の本陣を守り抜き討死した。 当寺はもともと鶴巣寺と号し永禄4年9月10日川中島合戦の際討死した信繁の遺骸を当寺の境内に埋めて典厩塚とし、 元和8年(合戦から60年後)に武田典厩の名をとって寺号を典厩寺と改め川中島戦死者群霊を弔い永遠に史跡として 記念することになった。 本堂 寺の入り口に並ぶ地蔵尊