茅野市尖石縄文考古館
尖石縄文考古館は、国特別史跡「尖石遺跡」を中心とする史跡公園のにあり、館内には、
国宝「土偶」(縄文のビーナス)を中心に、たくましい力動感あふれる豪壮な土器や
黒曜石で作られた精巧な石器など2000点余りの縄文時代の遺物が展示してある。
腕は左右に広げられて手などは省略されている、胸は小さくつまみ出されたようにつけられているだけ、
その下に続くお腹とお尻は大きく張り出しており、妊娠した女性の様子をよく表している

「仮面土偶」 は、愛称は 「仮面の女神」 重要文化財

縄文後期の 「仮面土偶」 が発見されたときの状態を再現した模型(左)
(画像クイックで拡大可) 国宝に決定
「仮面の女神」の顔面は逆三角形の仮面をつけた表現で、細い粘土紐でV字形に描かれているのは眉毛を表現し、
その下には鼻の穴や口が小さな穴で表現されている。
体には渦巻きや同心円、たすきを掛けたような文様が描かれ、足には文様はなく、よく磨かれている。
この土偶は、土器と同じように粘土紐を積み上げて作っているため、
中が空洞になっている。こうした土偶は中空土偶と呼ばれ、大形の土偶によく見られる形態である。
「尖石」 は高さ1.1mの三角錐型の石で、右肩に樋状の溝があり磨かれた跡がある
縄文人が石器を研いだ砥石だろうと思われる、
東方に八ヶ岳の赤岳を祭ったご神体だろうとも言われ、 尖石遺跡の名はこれに由来する