岡谷市 川岸上3 鶴峯(つるみね)公園 昭和11年、片倉製糸は一帯の1.6ヘクタール余りの鶴峯と名付けられた土地を川岸村に寄付した。 村ではこれを記念して園内に300株のつつじを植える事にし、埼玉県から購入したのだが、業者の勘違いで貨車3台分のつつじが送られてきました。 そのつつじの量に村中は大騒ぎ。だが返品もできず、青年会や商業会、村民の有志が何日もかかって植え込みました。 つまり、この"勘違い"がつつじの名所を生んだのです。 戦後、鶴峯公園管理委員会を設置、本格的整備が進められ、中部日本一のつつじの名所となりました。 全山を埋め尽くすつつじは、30種余り、30,000株。
鶴峯公園が経済産業省の「近代化産業遺産」に選ばれた。 これは岡谷市内の製糸関係建造物や資料15件の一つとして、この公園が片倉製糸ゆかりの歴史を備えているからです