長福寺の開基は、康保2年(965)に修行中の身であった祐存上人が信州塩田の霊峰独鈷山の東北(鬼門)の位置にあたる 神仏の功徳あふれる生島足島の神域に近遠者の祈りの霊像として、独鈷山守り仏である瑠璃に輝く薬師如来 (独鈷山麓にある中禅寺の薬師本尊)を祀ったのが始まりであると今に伝えられる
八角のお堂は「信州夢殿」と称され全て奈良法隆寺の夢殿完全二分の一に写し、瓦までもが奈良の物を使用するなど当時の匠の技が結集された建築 祀られている観音像は、分かっているだけで「3回」盗まれており、最近では平成18年に戻られた大変不思議な観音様で、 「お戻り観音」ともいわれ、旅行安全祈願に大勢の皆様にお参りに訪れる