大井川鐵道 SL
大井川鐵道株式会社は、静岡県に路線を有する名鉄グループの 中小私鉄である。略称は大鐵(だいてつ)。
静岡県の中部地方にあたる島田市の金谷駅を起点に、大井川をさかのぼる鉄道です。 39.5kmの大井川本線と25.5kmの井川線(南アルプスあぷとライン)から成る

  
大井川本線の二番目の駅「新金谷駅」から終点「千頭駅」までの区間を蒸気機関車が運行されている

  
C10形蒸気機関車は、1930年(昭和5年)に製造された、 日本国有鉄道(国鉄・製造時は鉄道省)のタンク式蒸気機関車

C10形 8号機 C10形8号機は昭和5年、川崎車両で製造され、新小岩区に配置された後、各地を転々とし昭和36年に会津若松区で廃車を迎える。 昭和62年宮古市で“SLリアス線”として復活。平成6年4月岩手県宮古市のラサ工業鰍謔闡蛻苣鐵道に入線。 平成9年10月14日より営業運転開始。 新金谷駅構内に平成23年10月、転車台が完成 これによりSLの始発駅及び終点駅(千頭駅)に1対の転車台が配置でき、常時SLの顔を正面に向けての運転が可能となった 人の力で回したり、電気の力で回したりが選択できる“ハイブリッド式”です。

  
プラザ・ロコは大井川鐵道新金谷駅前に位置し、SL乗車券・SL展示館や喫茶・お食事処があり、 静岡県のお土産を販売しています
ここでSL乗車待ちの皆さんが時間をつぶしている


案内所を兼ねた大きな待合室プラザロコで旧式のSLを見学しながら乗車時間を待つ

  
プラザロコ内にある博物館には昔の駅舎や旧型の機関車などを展示している




通勤車両の運行の合間に観光用SLが走る


発車間際まで機関車の勇姿を楽しみ撮影する皆さんでいっぱい

 
機関車も運転席までカメラマンで一杯  人をかき分けてパチリ・・・  手入れが行き届き綺麗で黒光している

  
客車もSL全盛期の状態のまま  座り心地は良いとは言えないが・・・  往時の雰囲気が一杯   客車7両全席指定席(観光客)、人気の高さがうかがえる

 
列車は大井川に沿って時速40km程度でゆっくりと走る       燃料の石炭は良質の物を使用しているので煙はあまり出さない

  
C108機関車では満員の客車7両は苦しい、最後尾に電気機関車で押している    C108機関車は観光用?  沿道の桜は五分咲き程度

  
     山手に掛かると名物の茶畑が   まだ新芽は見られず                                               茶畑・桜・SLと絶景の撮影ポイント、茶畑の周りには大勢のカメラマンが・・・

 
名物の車掌さん 沿線添いの観光案内・ハーモニカ演奏と忙しく・・・・


新金谷から約80分で千頭駅に到着


 乗客は全員観光客、到着してもしばらくこのまま       機関車は転車台で向きを変え新金谷へ向かう

  
子供達が代わる代わる機関車に登り記念撮影   老いも若きもSLフアンが多い

  
お迎えのキャラクター(アルル・プルル)も・・・アプト線のラック軌道のデザインが・・・・

南アルプスあぷとラインの愛称がつけられている

井川線は、榛原郡川根本町の千頭駅と静岡市葵区の井川駅とを結ぶ大井川鐵道の鉄道路線

大井川の流れに沿って山間を縫うようにゆっくりと走る。全線の1/3がトンネルと橋梁で占められており、また非常にカーブが多く走行中は車輪が軋む音が絶えない。 そのため井川線の機関車および制御客車は水撒き装置を備えている。 尾盛 - 閑蔵間には、日本でもっとも高い鉄道橋「関の沢橋梁」がある(川底から70.8m)。 沿線に民家は非常に少なく、利用者は大半が観光客である。駅の半数がいわゆる秘境駅となっている。 終点駅の井川駅は静岡市内だが南アルプスのふもとの山中にある. ダム建設のための専用鉄道として建設された経緯から、車両限界はかなり小さいものとなっている。 最大幅は1850mm以下、最大高さは2700mmとされている。

 
見慣れている車両より一回り小さな車両が可愛い
大井川本線と井川線とは建築限界が極端に異なっており、共通するのは軌間だけである


SLの到着したホームの南側に車両基地があり、ここから大井川の上流に向け多くのトンネル地帯を走る

  
千頭駅待合室 観光客で溢れている

  
SL列車の後押し電気機関車                     大井川線を走る多くの車両 (日本全国で活躍した車両がある)                            

 
機関車トーマスの化粧をした機関車の整備 (イギリスでトーマスSLに乗る                   SL列車の後押し電気機関車 E10型      

大井川鐵道の鉄道事業収入は、沿線人口の減少などから、現在はその9割をSL列車( SL急行)への乗車を目的とする観光客から得ている。