赤目四十八滝
三重県名張市を流れる滝川上流に大小さまざまな滝が約4Kmにわたって続く
片道 約1時間20分、往復3時間〜3時間30分で赤目四十八滝と呼ばれている

 赤目五瀑として有名な不動滝、干手滝、布曵滝、荷担滝、琵琶滝のほか、 ”言い得て妙”の雨降滝、雛段滝、いわくありげな骸骨滝、霊蛇滝など多彩だが、滞在時間の関係で 往復二時間の時間しかとれず途中までの探索で終わった


綺麗な水流の滝川

  
(画像クイックで拡大可)             


名張市を流れる滝川の渓谷にある 入口のサンショウウオセンターを通って渓谷へ

行者滝(ぎょうじゃだき)

 落差約5m、滝壺の深さ約10m、
岩を挟んでふたつに別れて流れ落ちる滝で、修験者の祖と言われる役の行者(えんのぎょうじゃ)が修行したという滝

銚子滝(ちょうしだき)

水が涸れ滝が見られず
大きな岩を挟んで、大小ふたつの滝が流れ落ちていて、右を小銚子、左を大銚子、いずれも高さ約15m
雨が降った時は壮観ですが、ふだんはお銚子から酒が流れ出るような感じなので、銚子滝と言われる

不動滝(ふどうだき)

高さ15m、幅7m、滝壺の深さ10m

滝参りとは、不動明王にちなんで名付けられたこの滝にお参りすることをいい、
明治の中頃まではここより奥は原生林で、入ることができなかった
渓谷にかけられた不動橋からの眺めは壮観

千手滝(せんじゅだき)

高さ15m、幅4m、滝壺の深さ約20m。

滝、岩、樹木、滝壺が調和して、絵のような美しさ
岩を伝って千手のように落水するところから名付けられたとも、
千手観音にちなんで名付けられたとも言われている






布曳滝(ぬのびきだき) 高さ30mから一条の布をかけたように落ちる滝は、赤目五瀑のひとつにふさわしい美しさです。 全国各地に同名の滝がありますが、赤目の布曳滝はその代表格。 滝壺の深さは約30mもあり、固い岩をえぐった水の力には感心させられます。


竜ヶ壺(りゅうがつぼ)

大きな滝が落ちる姿を見ることはできませんが、水の力が一面の岩盤を石臼のように掘り抜いて、
底無しと言われるほど深い壺となっている

ここには竜が棲んでいるという言い伝えがあり、そこから名付けられました




縋藤滝(すがりふじだき)   大きな滝ではないので見落としがちですが、すだれにも似たしぶきが千変万化の表情を見せてくれる 昔、このあたりは鬼でも通ることができないと言われるほど険しい場所で、藤の古木にすがって 渡ったので、この名前が付いたとのこと

陰陽滝(いんようだき)

長さは20m、岩石を浸して斜めに流れている
大自然が生み出した陰陽和合の妙景で、陽とは滝の流れを指し、滝壺は陰をあらわしている
深さ3m、広さは20m2ある

滝壺の真ん中に岩の頭が突き出ているのも奇観です


さらに上流に

上流にまだまだ沢山の素晴らしい滝があるも時間切れ・・・
帰りを急がないと帰りの集合時間に間に合わない!!