築地 本願寺 
東京都中央区築地3−15−1
築地本願寺は浄土真宗本願寺派のお寺で、京都の本願寺(西本願寺)が本山
 創建時は浄土真宗本願寺派の全国各地にある別院「築地別院」として建立され,
2012年4月より東京首都圏の拠点として直轄寺院となり、正式名称が「築地本願寺」と改められた

信徒の皆さん、そして築地という立地より、多くの観光客が訪問する
 外観の建築物としての魅力、中に入ると息を呑む荘厳な本堂に来訪者を驚かせる

1617(元和3)年の創建当時は、浅草近くの横山町に第12代宗主(門主)准如上人によって浄土真宗本願寺派の「別院」として建立され、「江戸浅草御堂」と呼ばれた
1657(明暦3)年、「明暦の大火」と呼ばれる歴史的に知られる大火事で坊舎を焼失し、
幕府の区画整理のため、もとの場所への再建が許されず、その替え地として用意されたのが、八丁堀の海上であった
そこで佃島の門徒が中心になり、本堂再建のために海を埋め立てて土地を築きました。それが「築地」という地名の由来となった。
 
  
1923(大正12)年、関東大震災にともなう火災により本堂を焼失しましたが、東京(帝国)大学工学部教授・伊東忠太博士の設計により、1934(昭和9)年、現在の本堂の姿となる
本堂の外観は「インド様式」の石造りとなっていますが、本堂内部のお荘厳は伝統的な真宗寺院の造りになっている