京都・天橋立の切戸文殊、山形の亀岡文殊と共に日本三大文殊と言われる。 獅子に乗った木彫極彩色の本尊文殊菩薩は快慶の作で、総高7mあり文殊様では日本最大で重要文化財に指定されている。 学問、智恵の授かる仏様として知られる。 平安時代の陰陽師・安倍晴明公の出生寺でもあり、晴明公に因むさまざまな遺跡が数多く残されている。
寛文5年(1665)に再建された元安倍寺満願寺の本堂で現在の本堂 七間四面の入母屋造りの本瓦葺に加え礼堂(舞台付き入母屋造り妻入り、本瓦葺き)が附設しており、 更には本堂奥に附設して昭和四十八年に完成した文殊菩薩を安置する大収蔵庫がある
金閣浮御堂 当山出生の安倍仲麻呂公や安倍晴明公など安倍一族をお祭りするため、昭和六十年に、 総金色仕上げの金閣浮御堂が完成堂内には仲麻呂公像、晴明公像、をはじめご本尊に開運弁才天、厄除け守護の九曜星の神々、 方位災難除けの十二天御尊軸が安置されている