唐招提寺は、南都六宗の一つである律宗の総本山 苦難の末、来日された鑑真大和上は、東大寺で5年を過ごした後、天平宝字3年(759)に戒律を学ぶ人たちのための修行の道場を開いた。 「唐律招提」と名付けられ鑑真和上の私寺として始まった当初は、講堂、経蔵、宝蔵があるだけでした。 金堂は8世紀後半、鑑真和上の弟子の一人であった如宝の尽力により、完成したといわれます。 現在では、奈良時代建立の金堂、講堂が天平の息吹を伝える、貴重な伽藍となっています。