カイマクル地下都市
カッパドキアには人を驚愕させる数多くの地下都市が存在する
地元の人々はここに隠れて敵の撤退までの仮住まいとした

トゥズ湖 大きな塩湖
  
アンカラからカッパドキア地方までの途中にあるトルコ第2の湖
冬季は水があるが、夏期には干上がり真っ白な平原になる、トルコで必要とする食塩はほとんどここの産
流入する川は在るも出て行く川がない.湖周辺は乾燥地帯で年間降雨量が200mm以下で、植生も乏しく、荒涼としたステップか半砂漠である.



カイマクル地下都市
カッパドキア地方にある町。地下8層に及ぶ地下都市跡

この岩山の下に蟻の巣のように地下に延びる地下都市がある
規模は地下8階程だが、現在は地下4階まで整備され中に入ることが出来る

内部には教会、学校、ワイナリー、食料貯蔵庫などが作られ、約2万人が暮らしたと考えられている。 各階層は階段や傾斜した通路でつながれている。 カイマクルと隣のデリンクユの地底都市の間には地下通路が確認されている。 ローマ帝国の迫害を逃れてこの地に辿り着いた初期キリスト教徒たちが隠れ住み、何世紀もかかって掘り進められて拡張されてきたが、 作られた年代は謎に包まれている。紀元前から存在し、ヒッタイトによって作られたと考えられている

    
地下都市は、BC400年頃の記録にも記されているほど古いが、歴史には謎が多く”カイマクルの要塞”
とも呼ばれ6〜10世紀にかけてペルシャ、アラブからの襲撃に対して建設されたとも考えられている

  
迷路のような都市は、天井も低く傾斜も急である
倉庫の大きさ、集会所の広さ、多くの居間から察し、いかに沢山の人達が生活するこができたか想像できる

  
非常時に通路をふさぐ丸石(外から入れたもの)が用意されている

  
重要な場所は地下3階に集中し、食料倉庫、ワイン醸造所、台所が見られる


地上は特に変わった所も見られまい岩山、巨大な地下都市があるとは思えない

  
入口周辺には多くの土産の露店が