私のラジコン歴 (模型飛行機・ボート)

ゴム動力機時代
 
3分間の飛行を目指して!!
1.軽く正確に作る。   2.ゴムの条数を多くし、巻き数を多くする。
(機体の大きさに合わせたゴムの条数の選択が難しい)
ライトプレーンを3分以上飛行させるのは大変難しいことです。通常は良く飛んで30秒〜1分程度の飛行です。
ゴムにポマードを塗り、ワインダーで200回以上巻き、グランドの国旗掲揚柱の先端以上に上昇させます。
滑空中にグランド内の上昇気流に乗せることができないと1分以上の飛行は出来ません。

Uコン時代
1954〜1966年

  模型飛行機用のエンジンを手に入れて、初めてのエンジン機はUコン機でした。
初期のUコン時代とフリーの時代にはカメラを持っていなかったので写真が
残っていません。又製作材料はバルサ材でなく桐材を使ってました。
 「ファルコン」「ボナンザ」はフリーの時代の後の作品です。この機体以前にも何機も製作飛行を楽しむ


フリ−時代
1955〜1962年

 入門機の「赤トンボ」は何十回も飛行しました。長時間飛行させたくて燃料タンク
を大型にした為、視野から消えてしまいました。(自動降下装置無しの機体)
パイロン型のフリー機には、尾翼跳ね上げ式 デサマライザー(タイマーに火縄使用)自動降下装置を付け3分間程度の飛行で機体を下ろしていました。 
学生の為カメラ所持せず(往時はカメラはまだ高級品)


ラジコン機時代 1
 初めてラジコン装置を手にいれた頃は、私の周りには誰もやっている人はい
ませんでした。フリー機にラジコン装置を乗せてみようと思ったのです。
雑誌「ラジコン技術」発売前でしたので、やってみて覚えるほかありませんでした。飛行させるより、作る楽しみの方が多かったです。

シングル時代
1963〜1966年

最初のラジコン機 『Picni Jr 09』
主翼に1963年10月製作のステッカーが

初期のラジコン機


     ボタン式シングルはキャリアを発信するだけのものです。キャリアを受信してリレーを動かし、ゴム動力のエスケープメント(現在のサーボ)を動かします。
     (−)でラーダー右  (−−)でラーダー左  (−−・)でエンジンスロー又はハイと打ちます。
思い通りの飛行はなかなかできず、回収可能範囲に着陸させるのに苦労しました。


マルチ機時代
 リード式送受信機時代
1965〜1968年



 リード式マルチはキャリア(搬送波)にトーンを乗せて発信します。トーンの周波数を少しずつ変えて、
リードスィッチを振動させ各サーボに信号を送ります。一つの舵に二つのチャンネルを使います。リード10chはプロポの5chです。  
サーボにはトリム機構がないため、エレベーターだけにトリム用のサーボをもう一つ使います。
飛行中の微調整にはパルス打ちのようなテクニックも使います。


ボートの時代
 
 プロペラ船は風に弱く、旋回に苦労しました。                           
対岸に乗り上げてしまい、泳いで回収に行った事があります。 ハニー号は、エンジンの始動に苦労しました。                 
当時はまだ現在のようなスターターがなく、ロープでフリーホイールを回して始動しました。始動後素早く水中に入れるのが大変でした。     
近くに良い止水面があればもう一度挑戦したいです。


ラジコン機時代 2
  プロポの時代(前期)
飛ばそう飛ばそうの時代 作っては壊し、作っては壊しました



 夢中になって機体を作り、そして壊しました。失敗談はほとんどがこの時期のものです。
騒音問題も今ほどうるさくなかったので、マフラーも小型です。飛行場所も広場さえあれ
ば飛行可能でした。スポーツも今ほど熱心に行われていなかったのでグランドが開いていました。 
いろいろな所にデモフライトに出かけました。


プロポの時代(現在)へ  以下の機体は飛行可能機
のんびりフライトの時代から大型機へ
  
途中フライト用のグランドに恵まれず、小型機で細々と楽しむ時期もありました
10年以上も物置で眠っていた機体を整備したり(エアロンカ)、2017年現在も健在
破損機の主翼を利用再生(QS70w)し、ゆっくりフライトを何年も楽しみました。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
1998年8月以降フライトグランドに恵まれ活動活発化する、製作機体も大型化し、搭載エンジンも大きくなる
                                                   
 
フルスクラッチ(自作)機  設計から部品製作まで自作しました
2002年3月 「Antares」 ガソリン32cc(BT32A) → SAITO FA-150→ SAITO FA-180→ OS GF40(ガソリン40cc4サイクル)→MLD35(ガソリン35cc2サイクル)
翼幅196cm 全長177cm 主翼面積74.5du 重量6.5kg
広い飛行場に恵まれ機体も大型化してきました。
大型機は豪快で楽しいが着陸に神経を使う → 修理・改造後(大型エンジンのテスト機)
自作機は構造が解っているので修理・改造に抵抗なし、多少重量が重くなるが頑丈、16年過ぎるも健在

ファン・フライに挑戦
 
Expo 3D」 TT46 → OS55
エンジン中スローでゆっくりフライトが楽しめる、エンジンハイは垂直上昇時のみです 低空にてアクロ練習中に墜落破損 → 焼却

リメイク

2004年7月 絹張りであった機体をフィルムに張り替える「AERONCA C3」 SAITO56 → OS62
重量も軽減、エンジンも交換により飛行も安定し、求めていたスローフライトに満足、満足
翼長1840mm 全長1270mm 重量3030g 翼面積47du  エンジンOS62 4サイクル 2019年も健在

変 形 機

2005年3月 無尾翼機 「V-BAT」 TT GP10 全幅1530mm 重量650g 翼面積32.9cm2
スピードに乗ってトリッキーな飛行をする スロー飛行時は巻き込みに要注意
長年放置するも内蔵電池が使用可能であったので補修後再フライト 2019年春
アルミ製パイロン破損 → ジュラルミン板にて再生(2度も難作業)

小型機も楽しい

   「Condor15」 TT15  翼巾103cm 機長83cm 重量980g 翼面積18.1cm2
元気よく飛び回ります、パイロンレーサーとしても・・・風には少々弱い 2005年8月

   
「Subaru15」 OS15 翼長110cm 機長90cm 重量1,090g 翼面積23dm2                 2007年4月「Aeromaster」1975年にアメリカからきた
翼長を短くしたためスピードに乗った飛行ができる(自作機) 2006年10月                    キットを当時の製作法で作成 TT46-2c    
         

「SUBARU70U」OS FS70 このサイズのエアロスバルは2機目 2006月12月
Wingspan 1440mm  Length 1250mm Weight 3050g 翼面積40.3du
 30年も前に購入したキットより製作、オーバーパワーでハーフスロットルで充分、フラップダウンでスローフライト

  
2007年5月、2008年1月「Sermaster」TT46-2c 水・陸・雪上機 (ARF完成機)
冬、雪上機とし飛行を楽しみ、夏期は車輪付け、陸上機として楽しむ 
舵の利きがワンテンポ遅く感じ、曲芸飛行は無理 (2017/2月離陸に失敗し中破、修理完成フライト待ち)


SAITO FA-150 翼幅180cm 機長182cm 重量5,000g    4c(25cc)エンジン搭載「Giles-202」ARF機体 2008/04/06
テールモーメントが長いので素直な飛行、大型機にも慣れ充実感いっぱい。
エンジン不調で墜落破損、主翼・尾翼は再利用可 2018/4


eHawk1500 電動ブラシレスモーター LiPoバッテリー 2008/04/20
優れた上昇力と滑空性能でゆったりと癒しのフライトが楽しめる


「Cloud Dancer」 サンダータイガー製 ARF機
一昔前のスタイル 翼長183cm 機長145cm 重量3.1kg 主翼面積54.2du 4ch5サーボ
4c 91エンジン → 4c 75 → 2c 55 にパワーダウン スローフライトを目指し 冬季にはスキーを付けて楽しむ


2009年7月4日 「Piper J-3 Cub」 OS FS-70SU
翼長2100mm 機長1215mm 重量3.6kg 主翼面積55du 4ch6サーボ
ゆったりとした飛行に癒される (こちらの画像もどうぞ) 


2010年8月 「SWALLOW」 SAITO 100
翼長1680cm 機長1600cm 重量3.8kg 主翼面積50du 4ch5サーボ
友人より頂いた機体、メカ位置の移動等の改造後、飛行調整中、


2010年8月  「Staudacher-S300」 OS FS91SUP
翼長1650mm 機長1400mm 重量3.74kg 主翼面積50.3du 4ch5サーボ
製作後何年も放置してあった機体を再整備、初フライトにこぎ着ける。調整後快調に飛行、 冬季にはスキーを付けて楽しむ
2020/5/24 各所に修理跡が見られるも、何とか飛行するも主翼のフィルム剥がれ、着陸進入時に墜落で大破。
修理か廃棄か悩む・・・・

  
2010年12月 「Fooker LZ」 TT15 半自作
翼長1260mm 機長960mm 重量1.2kg 主翼面積25.2du 4ch4サーボ
翼形クラークYであるが、思いの外スピードに乗った飛行が楽しめ、優雅なスローフライトもOK 雪上機もgood
離陸時に強風にあおられ横転・破損 → 修理後快調に飛行

2011年5月 「Spitfire」 SAITO FA-120 4c ARF機 翼長1820mm 機長1435mm 重量4.4kg 主翼面積60.28du 5ch6サーボ (こちらの画像もどうぞ) 数年前に欠品セットを安価で購入、パーツ揃えと塗装で時間が過ぎ、やっと初飛行にこぎ着ける 飛行はダイナミックで安定した飛びである---まだ遊覧飛行の段階 引き込み脚の調子悪く着陸時には特に注意を要する


2012年1月 「Calmato」 TT36 2c→TT28 2c  翼長1400mm 機長1100mm 重量1.9kg 翼面積32.2du  4ch4サーボ
イベント会場にてバーゲン品を購入 電動モーター用ARF機をエンジン機に改造
オーバーパワー、垂直でどこまでも上昇、空中分解させない様に気をつける必要あり・・・だから面白さもある
普通フライトは中スロー以下で、スキーを付けて冬季は雪上機
2019/8/18整備不良のまま飛行し、空中分解し墜落。飛行場周りの雑草が高く、捜索困難。
雑草が枯れる時期まで再捜査延期
ブ員皆さんの機体に取り付けた工夫された様々なスキー

SHELL FLY
 
2020年7月 「SHELL FLY」 OS26 4c  翼長1320mm 機長950mm 重量1.9kg 翼面積37.5du  4ch4サーボ
50年近く物置に放置されたままであった機体に、手に入れた中古の小型4cエンジン(OS 26 4c)を搭載する。
モノコック ABSプラスチック製の機体。プラスチックが老化し、振動に耐えられず、離陸滑走中に胴体が破損、飛行に至らず。
エンジンのテストのみで諦め廃棄処分とする。


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