プノンバケン Phnon Bakheng

   プノン・バケンは10世紀初頭にヤショヴァルマン1世がシヴァ神に捧げるために建立した寺院。 今では朝陽・夕陽のポイントとして知られ、それだけが目的の観光客で溢れている。  しかし、この遺跡はアンコール建築では独特のバケン様式として知られる大変重要な遺跡。 西暦900年頃に開かれたアンコール最初の首都ヤショダラプラにおいて、 その中心に聳える須弥山とみなされたのはこのプノン・バケンの自然丘陵だったという。


2005/02/01 Pm17:50
最上部の基壇には5棟の祠堂が建っている 夕日を見るために多くの人が


急な岩肌を60m登る 象に乗って登ることも出来る


急な岩肌を登ると広場が、正面の急な階段を上り最上段へ


東南の方向にアンコール・ワットが見渡せる

 
夕日に染まる最上部の主祠堂                   上部より下段へ 大変な人混み

この階段の傾斜も厳しい。観光客は日が沈んだら一斉に帰るので大混雑となり、 階段にへばりついたままで前の人が下りるのを待つこととなった。 下り用の象と遺跡全体 (画像クイックで拡大可) この遺跡には象に乗って登り下り出来る 登り15$、下り10$


ここの象は化粧されて真っ黒、一緒に歩いて下る
象が下る道筋に小さな子供が座って物乞いをしている、胸が痛む・・