漢陽陵・地下遺跡博物館

陽陵は前漢(BC202〜BC16年)の景帝劉啓(BC188〜BC141年)と孝景王皇后が合葬された陵墓の総称で、
陵は西安空港高速道路の辺りに位置し,1990年5月に発掘され、
1999年に考古陳列館がオープンし出土品が展示されている


漢陽陵は兵馬俑と同じように、文献には記載されておらず、偶然に発見された遺跡


陽陵は前漢第四代景帝の陵墓で、その従葬坑からは、優雅な侍女俑やおびただしい数の兵士俑、
ユーモラスな動物の陶製埴輪が出土した。
 
  

99年の秋にオープンした地下博物館。約2千百年前の前漢時代の陵墓から発掘された体長62pの人体陶俑や動物の陶俑が大量に展示 館内見学は靴カバーを付けて、埃を持ち込まないように 陵墓の模型 陽陵は漢景帝と皇后の夫婦を合葬した陵墓で、帝陵は西、皇后陵は東にあり、その間隔は400m 陵墓は4角錐台形の「覆斗形」 始皇帝の兵馬俑と比べると規模は劣るが立派な兵馬俑を築いていた 入口を入って薄暗い地下に下りていくと、発掘された坑の上にガラス板を張って、 その上を歩いて見学する仕掛けになっている    兵士俑は、上肢と鎧などの装備が木や繊維など有機質で作られてあったので、そのほとんどが朽ちて腕のない裸体で発掘された 右 俑型  人形は実物大ではなく何分の一かの縮尺模型で、その上型押しして作った大量生産品である これに衣服を着せて埋葬したもの

衣服は腐って無くなってしまい、発掘されて並んでいるのは規格型の泥人形の群だ

  
出土した文物は豊富です:武士埴輪、裸人間埴輪、糧食陶庫、牛、羊、豚、犬,鶏、等陶質動物、また、陶器、鉄器、銅器、等生活用具

古代中国の王達は、あの世でも安楽に暮らせるように、多くの調度品、生活用品に加えて、 家畜や奴隷や従者達も埋葬された 木製の腕や衣服はすでに腐り、裸の状態になってしまっているが、顔の造作やへそ、 性器など細部が精巧に作られており、彩色もなお鮮やかである



馬車の再現

漢陽陵は漢代の宮廷制度、帝王生活、葬式習俗等、「文景の治」の盛んな時代 生き生きしている2000年前の前漢社会の政治、経済、文化生活等をよく反映されています。

  
当時の衣服を再現したもの 右写真(右官吏 左女官)


再現された陵門

発掘された人物俑は秦の兵馬俑に比べるとかなり小型。 もともとは殉死者の代わりだった兵俑は前漢のこの時代になるとここまで小型になってきたということは、 秦に比べて前漢は財政的に困窮していたためこの程度の物しか作れなかったとか、 景帝自体が質実剛健を基本としていたからこのような陶俑になったと諸説ある