則天武后陵墓・乾陵

唐第3代皇帝、高宗とその夫人、則天武后の陵墓で自然の山である梁山を利用して造営された壮大な陵墓 夫婦ともに皇帝で、夫婦をひとつの墓にに葬ったのは、中国の乾陵のみである


乾陵は海抜約1,050mにある梁山北峰の地形を巧みに利用して造られている 直線の参道の両脇には124体の人や馬などの石像が並ぶ


陵への入口は参道中程にある  西安市内から車で2時間20分

  
(左画像クイックで拡大可)     陵を囲んで二重の城壁の後が  内側の城壁を見る


巨大な城壁と帝則天武后の碑

  
参道に並ぶ石像は前を通る者を見据えているよう

  
左唐第3代皇帝、高宗の碑、右帝則天武后の碑

則天武后が自らの功徳は文字に表せないほど偉大であるとして、字を刻まずに立てさせたもので 当初は文字は何もなかったが、その後落書きがされ、今は多くの文字が刻まれている

乾陵の碑の前で


遠方の山が陵墓 地中深くに未発掘の墓があるが、発掘はされていない


参道を登ると大きな獅子像、高宗の碑、右に右帝則天武后の碑

  
見事な獅子像


六十一蕃臣像
高宗の大葬に参列した、西域をはじめとする61カ国の使節の姿を表した王賓群像


飢饉の折り近在の農民により頭部を切り取られ、古物商に売ってしまったとのこと
世界中の博物館等に展示されているが返還は全く無いという


参道に並ぶ人物像


入り口から陵墓まで参道が8kmも続き、その両側には、人、馬、獅子などの石像が並ぶ (入り口方面を見る)
遠方に外側の城壁の跡が

  
陵墓脇にはお土産の店が