西安博物館・小雁塔

西安博物館

書画の展示が主の博物館で、各種展覧会の会場として使われる


会館間もない立派な建物


現代画家による水墨画の素晴らしい作品が展示

工芸品の展示もあるが販売が目的の展覧


入口前の広場の向こうに小雁塔が見える、小雁塔には庭続き


小 雁 塔

市内の南門から約3キロのところにある。長安のほぼ中心に位置する高さ43.3メートルの塔で薦福寺の境内にある
唐代の707〜709年に建造されたレンガ造りの塔    


唐の名僧義浄は、インドに25年間滞在した後、サンスクリット教典を持ち帰り、小雁塔に教典を収めた
大雁塔と比べて小さいことからこの名がついた

  
寺の境内


則天武后が高宗の崩御百日忌に、その冥福を祈るために、創建した寺であるが、 現在は寺院建築は残されていない。当時の塔は15階建てであったが、 地震で二階部分が崩れ、現在では13階建てになっている

  



門に土台に亀の彫刻が

   
もとは15層の塔であったが、1555年の大地震で上部2層が崩壊した
大雁塔に比べやや小ぶりで各層の間は狭く、全体に曲線的で柔らかな印象を与える


駒つなぎの杭が多く立つ 上部に様々な彫刻が

  
狭くて急な階段が続く                      最上部の窓からの眺望