ピサ(Pisa)世界遺産
有名な斜塔の町
イタリアの他の都市の広場(敷石)とはその趣をことにし、緑の絨毯を敷き詰めたような手入れの良く行き届いた
芝生の空間、真っ白な大理石の歴史的な建造物が建ち並ぶ風景は明るく開放感に溢れている


ピサの町が近づくと大聖堂と鐘楼が人家の上に見えてくる


ピサ大聖堂を囲む城壁前の屋台の形が面白いお土産ショップ   八角推の下半分を持ち上げ屋根にしている

  
 息をのむ素晴らしさのドゥオモ広場(奇跡の広場)               広場の門を入ると一番の目に付くのが斜塔

「ピサのドゥオモ広場」に建てられた、ロマネスク時代を代表する建築物
ドゥオモ広場はピサのアルノ川の河畔に位置する広場で、1987年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録される
広場には大聖堂の他に、洗礼堂や墓所回廊、そして傾きで有名な鐘塔(ピサの斜塔)があり、
これら複数の建築物が集合体として全体的に統一された外観を呈していることから、
通称「奇跡の広場」とも呼ばれている
  
広々した広場に建つドゥオモと斜塔        (画像クイックテで拡大可)           洗礼堂
ロマネスク様式、イスラム様式、ビザンチン様式をミックス       洗礼堂のドアを閉めて祈りの声の反響(こだま)には心打たれる


ピサ大聖堂
  
  ドゥオモ内のガリレオのラ゚ンフ、”振り子の等時性”の発見のきっかけに
       大聖堂を象徴する十字架型平面形は、合理主義の傑作とも言われている


ピサの斜塔
    
修復完了間際の斜塔、秋からは入場も可能  間近で見上げると覆い被さる様な威圧感と力強さを 
    
ピサ大聖堂の鐘楼であり、世界遺産「ピサのドゥオモ広場」を構成する観光スポットである。
高さは地上55.86m、階段は296段あり、重量は14,453t、地盤にかかる平均応力は50.7tf/m2と見積もられている
一時傾斜の増大と倒壊の危惧があったがその後の処置により、当分問題ないと判断された5.5度傾いていたが1990年から2001年の間に行われた工事によって、現在は約3.99度に是正されている

定刻ごとに鳴る鐘の音は、備え付けられている鐘を実際に鳴らすと傾斜に影響を及ぼす恐れがあるために、スピーカーから流されている かつてのガリレオの実験に対して行われた異端審問の弾圧に関連してローマ法王が詫びの公式声明を塔の頂上にて行ったことも有名

斜塔には工事用のワイヤーが掛けられ、離れた所で引っ張っていた。2001年秋には工事も終了
工事終了後は数十人づつ中に入れるとのこと


多くの観光客同様のポーズ  塔を支えて??