高田公園は、徳川家康の六男、松平忠輝が築城した高田城の跡に作られた公園で、 現在の公園の地形は、陸軍第十三師団が入城する際、明治40年(1907)に土塁の大半を崩して 堀を埋める工事が行われたことによって出来たものとされている。 公園の面積は約50ヘクタールあり、市街地の中心部に位置する公園としては、全国的にも有数の規模を誇り、 園内には、復元された高田城三重櫓や総合博物館、小林古径記念美術館、高田図書館、 小川未明文学館(高田図書館内)などの文化施設がある。
高田公園の桜は、陸軍第十三師団の入城を記念して明治42年(1909)に在郷軍人会によって2,200本の桜が植えられたのが始まりです。 現在は公園や、その周辺を含めて約4,000本の桜があるといわれています。夜になると三重櫓と桜がぼんぼりの明かりに映え、 お堀の水面にうつる様は日本三大夜桜の一つにも数えられ、よりいっそうの華やかさにつつまれます。