第二十三番霊場 慶雲山
両全寺
飛騨市神岡町麻生野
麻生野右衛門大輔は麻生野に城館を築く際、享禄2年(1529)、山麓の野尻平・城下平に接する野田の地に開山した。
龍の寺と呼ばれ、本堂に入ると本尊を取り巻くかたちで、左右のふすまに墨で書かれている。
御詠歌 順逆の別ちをここに両全寺 仏の誓い同じ蓮に
寺の以来を語るれらの奥さん
本尊 釈迦牟尼佛
戒壇を取りまく龍が描かれたふすま
観音 千手観世音菩薩
半僧堂 鐘楼
入り口に立つ六地蔵