第三番霊場 海蔵山
雲龍寺
高山市若達町
金森長近の長男、長則の菩提寺。長則は織田信長に仕え、本能寺の変によって19歳で戦死
応永2年(1395)頃、法孫竹窓智厳和尚(能登総持寺四世)が弘法の旅の折に飛騨に立ち寄られ、
衰退した妙観寺の跡に堂宇を再建し曹洞宗に改め海蔵山雲龍寺を創始された
飛騨における曹洞宗最初の道場であり、横浜鶴見の大本山総持寺の御直末寺院
江戸初期の作と伝えられる庭は、心字池の回りにツツジ、松、椿、楓が調和よく植え込まれ、四季おりおりの風情が心を和ませてくれる
本尊 十一面観世音菩薩 円空仏 如来像
鐘楼門(高山市文化財)は高山城二之丸にあった黄雲閣を移築したもので、屋根に露盤と宝珠をのせた珍しい鐘楼門