鬼 ヶ 城
三重県熊野市木本町にある海岸景勝地

三重県熊野市にある海岸景勝地で、熊野灘の荒波に削られた大小無数の海食洞が、
地震による隆起によって階段上に並び、熊野灘に面して約1km続いている。志摩半島から続くリアス式海岸の最南端。
2004年7月に、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録された。
 
鬼ヶ城の説明と看板


駐車場から鬼ヶ城への途中の石碑と説明板 崖っぷちの遊歩道回って海岸へ
「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの世界遺産に登録された鬼ヶ城は、


伊勢志摩から始まるリアス式海岸の南端に位置し熊野灘の荒波に削られた大小の海蝕洞が約1.2km続く凝灰岩の大岸壁


入口の石門  中側よりの眺め


千畳敷を奥より見る
波蝕洞の入口はどれも鷹のクチバシように先端が尖り、天井部分には蜂の巣状の風蝕跡が見られ床面は板のように平らかな棚となっている
千畳敷は上下2段の大きな岩窟で鬼ヶ城のいちばんの見所

    
千畳敷への前後の通路


遊歩道につきましては、平成27年7月の台風11号の被害により一部通行止  (画像クイックで拡大可)
平成29年2月から、全面通行可能となる

    
荒々しい海岸線の終わりに位置する鬼ケ城は、その険しさを象徴するかのように人を圧倒する自然の造形となっている


高さ2〜4mの崖は階段上になっており、数回にわたる急激な地盤の隆起のあとが見られる




海から見た鬼ヶ城 (資料より  歩いたのは右半分、左側は通行禁止)