第十一番札所 明真寺清滝観音堂(きよたきかんのんどう)(養蚕観音)
長野市松代町東条菅間
東条菅間の集落の山道を奇妙山に向かい登ると道の右下にお堂の屋根が見える、道の広くなった
ところで車を降り、細い藪道を下るとお堂がある
お堂は、外に掛けられた額が風雨にあってぼろぼろ、かなり痛んでいる
堂は何度も火災に遭い場所を変えて現在の場所に
この観音堂に着いての謂われ等は他のホームページに沢山掲載されているので参照してください
御詠歌 清滝や 川瀬の波の繁ければ 心静めて頼む後の世
養蚕が盛んな頃には、長野の善光寺、清滝観音堂、桑台院を一日で回ると
大いなる御利益だあったとのことで参拝者で賑わったとのこと
内陣は格子の奥で入れない ご本尊は千手観世音菩薩
無人のため盗難事故があり、格子に修復の跡が何ヶ所か見られる
崖下よりのお堂を見る
この観音堂より1kmほど先に進んだ所にある清滝と阿弥陀堂の方が有名
集落の入口に立つ案内板
堂への登り道より見上げた阿弥陀堂 堂の裏に滝がある
滝の高さは40m程 先年この地方に発生した松代群発地震の影響で
滝に流れ込む水路に亀裂が入り、水が滝口まで来なくなってしまった
離れると滝の水がわずかしか見えない
私達のように札所巡りの訪問者と郷土史関係の皆さん程度しか訪れなくなってしまった
整備すれば観光的にも充分要素を備えていると思われるが・・・
私達のお賽銭程度では・・・・非常に残念